Mac 版 Premiere で Adobe Media Encoder CS4 から書き出し出来ない問題の解決

業務連絡:最近超忙しくてブログ更新とかするヒマがあったら寝たいかんじなんですが、個人的に重大な発見をしたので忘れないうちにブログにしたためる所存。

 Adobe Premiere は CS4 から、書き出しを全て Adobe Media Encoder 経由で行う仕様になっているのだが、数ヶ月前から AME でレンダリングを行おうとすると、下記のエラーが出て、全く書き出しを行うことが出来なくなってしまっていた。

AMEEncodingErrorLog.txt

- ソースファイル : /Users/xxx/Library/Caches/TemporaryItems/test.prproj
- 出力ファイル : /Users/xxx/tesx.mp4
- 使用されているプリセット : xxx
- ビデオ :
- オーディオ :
- ビットレート :
- エンコード時間 : 00:07:58
Thu Jun 4 23:09:33 2009 : エンコードが失敗しました
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ソースから読み取れませんでした。移動または削除されているかどうか確認してください。
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 編集は出来るが書き出しが出来ない…それなんてデモ版? とは言え、今まで Premiere ではカット編集をしてプロジェクトファイルを After Effects で読み込んで編集という用途にしか使っておらず特に困っていなかったのだが、最近 Premiere で完結するワークフローの必要に迫られ、この問題の解決に本腰を上げてみた。

 国内外のフォーラム等でも同様の問題を訴えている人を時々みかけるのだが(英語版でのエラーメッセージは「Encoding Failed. Could not read from the source. Please check if it has moved or been deleted.」)、問題をややこしくしているのは、Windows 版でも同様のエラーメッセージが出る問題があり、それの解決方法は Adobe から明示されていること。つまり、Mac ユーザーがこのエラーを訴えても、Windows 版の解決方法をポイントされてしまい解決に至らないという罠。また、「パーミッションの修復をする」等の解決策も出ているが、少なくとも手元の環境では解決しなかった。

 問題解決に向けてまずやってみるのは、当然 CS4 のクリーンインストール。一旦 CS4 Production Premium をアンインストールして、CS4 Clean スクリプトを実行。再度 CS4 PP をインストールしてアップデータを適用。この状態で試してみると…問題無く書き出し出来る。しかししばらく使っていると、上記のエラーが出て再び書き出し出来なくなった。つまりクリーンインストール後のなんらかの環境の変化が原因と思われるが、Premiere に直接影響を与えるようなことは…After Effects と Premiere 両方で使えるプラグインのインストール!?

 ということで、「/Library/Application Support/Adobe/Common/Plug-ins/CS4/MediaCore」フォルダの中身を一旦全て外に出して、再度書き出ししてみると…出来た…。つまり MediaCore 内にインストールされたプラグインのいずれかが原因であろうと。MediaCore にインストールされていたプラグイン(フォルダ)は以下の通り。

  • Image Lounge
  • InstantHD
  • Key Correct Pro
  • Magic Bullet MisFire
  • Magic Bullet Steady
  • MB Looks
  • Radium Glow
  • Red Giant Datamator
  • Red Giant PlaneSpace
  • Red Giant Psunami
  • Red Giant Resizer
  • Red Giant Warp
  • RGSGrowBounds.plugin
  • Sapphire Plug-ins
  • Trapcode

 Premiere ではこれらのプラグインは一切使っていないんだが…。この時点では、原因となっているプラグインが1つなのか複数なのか分からなかったのだが、1つ1つ出し入れして探すのはタルいので、バイナリサーチで探してみたところ…分かった。原因となっていたのは、

Knoll Light Factory 2.5

 このフォルダ内には複数のプラグインが入っているので、もしかしたらそれらの1つだけが原因なのかも知れないが、どうせ Premiere で KLF をかけることなんて無いのでまとめて外してしまう。すると、件のエラーは全く出なくなった。めでたし。

 ちなみに、「Premiere で完結するワークフロー」というのは、AVCHD ソースの編集のこと。最近 Panasonic の業務用 AVCCAM AG-HMC155 を導入したのだが、Final Cut Pro では AVCHD をネイティブで扱えないので、Premiere CS4 でネイティブ編集&書き出しまでやってしまうのが便利かなと。来週の WWDC で Final Cut Studio 3 & AVCHD 対応! なんてアナウンスがあるかもしれないけど。

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